帯状疱疹の症状・原因や予防ワクチンの情報などをお届けします。

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知っておきたい!
帯状疱疹の
Q&A

1

帯状疱疹は、他の人にうつりますか?

周囲の人に帯状疱疹としてうつることはありません。
しかし、水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスに対する免疫を保有していない人には感染する可能性があり、その場合は水ぼうそうを発症します。
2

帯状疱疹に2回なる(再発する)ことはありますか?

帯状疱疹になると、水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスに対する強い免疫がつきますが、かかった人のうち数%は再発するといわれています1)
  • 1)国立感染症研究所,帯状疱疹ワクチン ファクトシート第2版,令和6(2024)年6月20日 P9
3

水ぼうそうにかかったことがあるかどうかわからないのですが、帯状疱疹になる可能性は?

帯状疱疹になる可能性はあります。
水ぼうそうの症状が出ていなくてもウイルスが体内に入り込み、潜んでいる場合があります。
日本の成人では、およそ9割2)がこのウイルスを体内にもっていると推測されています。
したがって、ウイルスを体内にもっていた場合は、帯状疱疹になる可能性があります。
  • 2)国立感染症研究所,帯状疱疹ワクチン ファクトシート第2版,令和6(2024)年6月20日 P7
4

帯状疱疹になったら、どんな治療をするのですか?

ウイルスを退治する抗ウイルス薬や、痛みを抑える鎮痛薬などを使います。
抗ウイルス薬による治療は、できるだけ早く開始することが大切ですので、痛みを伴う発疹(ほっしん)を見つけたら早めに受診してください。
5

予防接種について詳しく知りたいのですが。

接種は、時期を問わず検討いただけます。日頃からの体調管理を心がけ、免疫力を低下させないことも大切です。帯状疱疹のワクチンは2種類あり、どちらも接種の対象は主に50歳以上の方です。予防接種は、内科、皮膚科などで受けることができます。まずはかかりつけの医師にご相談ください。
  • ※予防接種の対象者等は、医師にご確認ください。
  • ※予防接種は帯状疱疹を完全に防ぐものではありません。
6

帯状疱疹の予防接種は健康保険が適用されますか?

帯状疱疹の予防接種には、健康保険は適用されません。そのため、接種費用は自己負担となります。予防接種費用の助成を受けられる自治体もあります。詳細な状況については、お住まいの自治体のウェブサイト等をご確認ください。(2025年3月時点)
7

帯状疱疹のワクチンの他にもワクチンを接種予定ですが、何日空ければよいですか?

帯状疱疹のワクチンには「生ワクチン」と「不活化ワクチン」の2種類があります。どちらを受けるかによって、どのくらい接種間隔をあければよいかが異なります。
生ワクチンの場合
他の生ワクチンとは27日以上の間隔を空けてください。
それ以外のワクチンとの組み合わせでは接種間隔に制限がありません。医師と相談のうえ接種日を決めてください。
不活化ワクチンの場合
他のワクチンとの接種間隔に制限がありません。医師と相談のうえ接種日を決めてください。
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