
帯状疱疹は、
水ぼうそうと同じウイルスが
原因で
発症する皮膚の
病気です。
水ぼうそうと同じウイルスが
原因で
発症する皮膚の
病気です。

帯状疱疹は、皮膚に痛みや発疹が現れる病気です。日本の成人の約9割に発症する可能性があります1)。

特徴的な症状として、まず皮膚に痛みやかゆみが生じ、その後、体の左右どちらかに帯状の赤い発疹が現れます。
症状が悪化すると、入院が必要になったり、合併症が起きたりする可能性があるため、症状に気づいたら早めに医療機関を受診することが大切です。
症状が悪化すると、入院が必要になったり、合併症が起きたりする可能性があるため、症状に気づいたら早めに医療機関を受診することが大切です。
1)国立感染症研究所,帯状疱疹ワクチン ファクトシート第2版,令和6(2024)年6月20日 P7.

初期症状は
皮膚の痛みや
かゆみ、
その後に発疹(ほっしん)や
水ぶくれ(水疱:すいほう)が
帯状に現れます。
症状が出たら
早期の受診が大切です。
皮膚の痛みや
かゆみ、
その後に発疹(ほっしん)や
水ぶくれ(水疱:すいほう)が
帯状に現れます。
症状が出たら
早期の受診が大切です。

帯状疱疹の初期症状は、体の左右どちらかの皮膚の痛みやかゆみです。その後、発疹(ほっしん)や水ぶくれ(水疱:すいほう)が帯状に現れ、最後はかさぶたになって治ります。帯状疱疹の皮膚症状が治った後も、その部分の痛みが長く続く帯状疱疹後神経痛(PHN)という後遺症が残ることがあります。
帯状疱疹


帯状疱疹は、体内に
潜伏する
水痘(すいとう)・
帯状疱疹ウイルスが
原因で発症します。
潜伏する
水痘(すいとう)・
帯状疱疹ウイルスが
原因で発症します。

- 日本の成人のおよそ9割がこのウイルスを保有しているとされています1)
- 通常は免疫力によって抑制されていますが、加齢、疲労、ストレスなどにより免疫力が低下すると、ウイルスが再活性化し、発症リスクが高まります。
- 特に50歳以上で発症率が上昇し、80歳までに日本人の約3人に1人が罹患するとされています2)。
- 1)国立感染症研究所,帯状疱疹ワクチン ファクトシート第2版,令和6(2024)年6月20日 P7.
- 2)Shiraki K. et al. Open Forum Infect Dis. 2017; 4(1): ofx007.

帯状疱疹の治療には、
抗ウイルス薬、
鎮痛薬などが使われます。
抗ウイルス薬、
鎮痛薬などが使われます。

- 帯状疱疹の治療は、早めにウイルスの増殖を抑制することと痛みの緩和が重要です。
- 痛みが3ヵ月以上続く場合は、追加の治療が必要となることがあるため、医師へ相談してください。
- 眼や中枢神経系に合併症がある場合は、症状に応じて他の診療科と連携した治療が行われることもあります。

長い間痛みが続く
帯状疱疹後神経痛(PHN)3)は、
50歳以上では約2割の患者さんに
起こる後遺症です4)。
帯状疱疹後神経痛(PHN)3)は、
50歳以上では約2割の患者さんに
起こる後遺症です4)。

- 帯状疱疹後神経痛(PHN)は、ウイルスによって神経が傷つけられることが原因であるため、早期治療によるウイルスの抑制が重要です。
- 帯状疱疹後神経痛(PHN)の痛みは皮膚の炎症による痛みとは異なる原因で生じるため、治療法も異なります。
帯状疱疹に関連した痛み3)

※痛みの現れ方には、個人差があります。
- 3)比嘉和夫. 治療. 2008; 90(7): 2147-2149.
- 4)Takao Y, et al. J Epidemiol. 2015; 25(10): 617-25.

帯状疱疹の予防には、
日々の体調管理が大切です。
その上で、予防接種
という方法もあります。
日々の体調管理が大切です。
その上で、予防接種
という方法もあります。

- 高齢者では神経痛が残りやすいため、発症を未然に防ぐことが特に重要となります。
- 帯状疱疹の予防には日頃の体調管理が大切です。主に50歳以上の方は予防接種も可能で有効な手段の一つです。